![]() Clutch release bearing
专利摘要:
公开号:WO1990004114A1 申请号:PCT/JP1989/001044 申请日:1989-10-11 公开日:1990-04-19 发明作者:Hiroshi Takeuchi;Michitomo Masaki 申请人:Kabushiki Kaisha Daikin Seisakusho; IPC主号:F16D23-00
专利说明:
[0001] 明細書 [0002] クラッチのレリーズベアリング [0003] 技術分野 [0004] 本考案は自動車等の摩擦クラツチに使用されるレリーズベアリ ング に関し、 特にプルタイプのクラツチ、 すなわち、 レリーズベアリング がダイヤフラムスプリ ングを引く ことによりクラツチが遮断されるよ うに構成されたクラッチに適したレリ—ズベアリ ングを対象としてい 背景技術 [0005] 一般に、 レリーズベアリ ングは、 ケース部とベアリ ング本体とを備 えている。 上記ケース部はスリーブ (筒状部材) とケースとの組立体 で、 トランスミ ッショ ンハウジングに固定されたクイルにスリーブが 直接接触した状態で摺動自在に支持されており、 クラツチべダルに連 動するレバー機構によりケースが軸方向に駆動される。 上記べァリ ン グ本体はケース部に保持されており、 クラツチのダイヤフラムスプリ ングに連結している。 [0006] そしてプルタイプのクラッチでは、 上述の如く クラツチ遮断動作に おいてベアリ ング本体でダイヤフラムスプリングを引く関係上、 ダイ ャフラムスプリ ングにベアリング本体が固定されている。 そのために、 —般的なクラッチでは、 クラッチの保守作業などにおいて、 トランス ミ ッションハウジングをクラッチハウジングから外す場合、 トランス ミ ツションハウジングに固定されたクイルをレリーズベアリ ングから 引き抜く ことになる。 又、 その引き抜きの際には、 クイルの内側に位 置する トランスミ ッショ ンの入力軸端部もレリーズベアリ ングの内側 を通過する。 [0007] ところが、 その引き抜き作業において、 入力軸がレリーズべアリン グの中心線に対して半径方向にずれたり傾いたりする場合がある。 又、 入力軸のクイルから突出した部分にはクラツチディスクを連結するた めのスプラインが設けてある。 その結果、 引き抜き作業において、 入 力軸のスプラインがスリープの内周面、 すなわち、 高精度に仕上げら れた搢動面に銜突して傷を付ける場合がある。 そのようにスリ—ブに 傷が付くと、 レリーズベアリ ングの構造上、 スリーブだけを交換する ことは実質的に不可能であり、 レリ—ズベアリング全体を交換する必 要がある。 そのために、 手間及び費用がかかる。 [0008] 更に、 従来構造では、 クイルとスリーブはいずれも金属でできてい るので、 クイルが摩耗して交換が必要となる場合があり、 そのための 費用及び手間もかかる。 [0009] 更に、 従来構造では、 クイルとスリーブとの摺動抵抗を低減するた めに、 両者の接触面にグリスを塗布する必要があり、 そのために組立 作業に手間.がかかる。 [0010] 本考案は上記問題を解決した構造を提供することを目的としている。 発明の開示 [0011] 上記目的を達成するために、 本考案は、 ハウジングに固定したクイ ルに支持されるケース部と、 ケース部の内部に組み込まれるベアリン グ本体とを備え、 上記ケース部が上記クイルの外周に搢動自在に支持 されるスリーブを備えているクラツチのレリ—ズベアリングにおいて、 上記スリーブの内周と上記クイルの外周との間にスリーブょりも軟質 のブッシュをスリ—ブに着脱自在に固定した状態で介装したことを特 徵としている。 [0012] 上記構造によると、 トランスミ ツショ ンハウジングをクラツチハウ ジングから外す作業において、 クイル及び入力軸をベアリ ングから引 き抜く場合、 ブッシュがスリーブの内周に固定された状態にある。 そ のために、 入力幸由はブッシュの内周に衝突するだけで、 スリーブ自身 の内周に衝突することはなく、 スリーブが損傷を受ける可能性はない。 無論、 ブッシュは損傷を受け、 交換が必要であるが、 ブッシュはスリ -ブの内周に着脱自在に固定されているので、 その交換は簡単かつ安 価'に行える。 [0013] 又、 软質ブッシュを使用したことにより、 タイルの摩耗を防止でき、 又、 クイル外周面にグリスを塗布する必要がなくなる。 [0014] 図面の簡単な説明 [0015] 第 1図は本考案実施例の断面部分略図、 第 2図は第 1図のブッシュ の斜視図である。 [0016] 発明を実施するための最良の形態 [0017] 第 1図において、 トランスミ ッシヨンハウジング 1からはトランス ミ ツションの入力軸 2の入力側端部が突出している。 入力軸 2の突出 部分の周囲にはクイル 3が同心に配置してある。 クィル 3は基端のフ ランジ部がハウジング 1の外面に固定されている。 入力軸 2の先端部 はクイル 3から突出しており、 その突出先端部にクラッチディスク [0018] (図示せず) を連結するためのスプライン 4が設けてある。 ― クイル 3の周囲にはレリ—ズベアリ ング 5が配置してある。 レリ— ズベアリ ング 5はスリ—ブ 6とケース 7を備えたケース部と、 ァウタ 一 レース 8、 ボール 9、 イ ンナ— レース 1 0を備えたベアリ ング本体 との組立体である。 インナーレース 1 0はアウターレース 8より も前 方 (ハウジング 1と反対側) へ突出しており、 その突出端部に連結機 構 1 1によりダイヤフラムスプリ ング 1 2の内周端部が連結されてい る。 図示されていないが、 ダイヤフラムスプリ ング 1 2はプレツシャ プレー トを付勢するためのもので、 プレツシャプレー トはダイヤフラ ムスプリ ング 1 2の弾性力を受けてクラッチディ スクの摩擦フエ ーシ ングをエンジンのフライホイールに押し付け、 それによりクラッチが 接続される。 クラッチを遮断する場合には、 レリーズベアリ ング 5に よりダイヤフラムスプリング 1 2を矢印 Aの如くハウジング 1側へ引 き、 それによりダイヤフラムスプリ ング 1 2からプレツシャプレー ト に及ぼされていた弾性力が解放される。 そのような引っ張り動作を行 うために、 ケース 7にはレバー機構 (図示せず) が連結されている。 上記構造は従来と同様である。 次に実施例構造を詳細に説明する。 スリーブ 6は筒状本体の内周がクイル 3に後述するごとく摺動自在 に嵌合して支持されている。 スリーブ 6はハウジング 1側の端部に大 径の外向きフランジ 1 5を一体に備え、 フランジ 1 5が、 ケース 7の 端部に固定されている。 ケース 7はその内周にベアリ ング本体のァゥ 夕一レース 8を保持している。 [0019] そして本考案によると、 スリ—ブ 6の筒状部とクイル 3との間に筒 状のブッシュ 2 0が介装されている。 ブッシュ 2 0は合成樹脂で作ら れており、 従って、 金属製のクイル 3ゃスリーブ 6よりも软質である c ブッシュ 2 0は筒状本体の一端に外向きフランジ 2 1を備え、 フラン ジ 2 1がフランジ 1 5にハウジング 1側から係台している。 ブッシュ 2 0は他端近傍に環状の溝 2 2を備えている。 又、 ブッシュ 2 0の外 周面は溝 2 2よりも先端側の部分が、 先細りテ―パ状となっている。 第 2図の如く、 ブッシュ 2 0には溝 2 2側の先端から筒状本体の長 手方向中間部にかけて、 複数のスリッ ト 2 3が円周方向に間隔を隔て て設けてある。 これらのスリッ ト 2 3によりブッシュ 2 0の先端部は 直径が減少する方向に弾性的に変形できる。 [0020] 第 1図において、 ブッシュ 2 0はその内周面全体がクイル 3の外周 面に密着状態で措動自在に嵌合し、 外周面が溝 2 2からフランジ 2 1 までの範囲においてスリ -ブ 6の内周面に密着状態で取り外し可能に 固定されている。 ブッシュ 2◦をスリーブ 6に固定するために、 スリ ーブ 6の先端部 2 5には先端が小径となるテ―パが付けてある。 この テ-パ状先端部 2 5が溝 2 2のテーパ状表面に密着状態で嵌合するこ とにより、 ブッシュ 2 0はスリーブ 6に対して軸方向に移動不能に固 定されている。 又、 ブッシュ 2 0の先端部は、 前述のごとくスリ ッ ト 2 3を備えており、 半径方向の弾性変形が可能であるので、 ブッシュ 2 0からクイル 3を抜き取った状態では、 ブッシュ 2 0の先端部を一 時的に半径方向内方へ弾性変形させることにより、 スリーブ 6からブ ッシュ 2 0を抜き取ることができ、 又、 スリーブ 6にブッシュ 2 0を 差し込むことができる。 [0021] クラツチの保守点検作業では、 トランスミ ッショ ンをクラツチハウ ジングから外す。 その場合、 クイル 3はトランスミ ッショ ンハウジン グ 1に固定されたままであり、 ハウジング 1の取り外しにともなって ブッシュ 2 Qからクイル 3が抜き取られ、 又、 入力軸 1もベアリ ング 5の内側から抜き取られる。 [0022] その抜き取り作業において、 入力軸 1が半径方向にずれた状態又は 傾いた状態でベアリング 5の内側を通過したとしても、 入力軸 1のス プライン 4はブッシュ 2 0の内周に接触してブッシュ 2 0に傷を付け るだけであり、 スリーブ 6の内周には接触しない。 従って次の組立作 業までにブッシュ 2 0を交換すればよく、 スリーブ 6の交換、 すなわ ちベアリング 5全体の交換は不要である。 無論、 ブッシュ 2 0の交換 は、 前述のごとく、 ブッシュ 2 0を一時的に弾性変形させることによ り、 簡単に行える。 [0023] 又、 作動状態では、 比較的柔らかいブッシュ 2 0がクイル 3上で摺 動するので、 クイル 3に摩耗が生じることはない。 [0024] 以上説明したように本考案によると、 クラツチの分解時に入力軸 1 がべァリング 5の内周に接触しても、 ベアリング 5全体を交換する必 要がなく、 樹脂製ブッシュ 2 0だけを交換すればよいので、 分解時の 手間及び費用を大幅に少なくできる。 [0025] 又、 クイル 3の摩耗も防止できるので、 この点においても、 保守の ための手間及び費用を少なくできる。 [0026] 更に、 クイル 3の摺動面にグリスを塗布する必要がないので、 組立 作業も簡単化できる。
权利要求:
Claims請求の範囲 1 . ハウジングに固定したクイルに支持されるケース部と、 ケース 部の内部に組み込まれるベアリ ング本体とを備え、 上記ケース部が上 記クイルの外周に摺動自在に支持されるスリーブを備えているクラッ チのレリーズベアリ ングにおいて、 上記スリ一ブの内周と上記クイル の外周との間にスリーブよりも软質のブッシュをスリーブに着脱自在 に固定した状態で介装したことを特徴とするクラ ッチのレリーズベア リ ング。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 US4624585A|1986-11-25|Retainer bushing US7305767B2|2007-12-11|Shaft and hub mounting system and method EP1146244B1|2008-12-10|Butée de débrayage EP1595085B1|2007-09-19|Dispositif de transmission de couple pour vehicule automobile US5307915A|1994-05-03|Fluid-actuable releaser for a friction clutch US4660702A|1987-04-28|Clutch release bearing US5810145A|1998-09-22|Hydraulically controlled disengagement device for a clutch, notably for motor vehicles US4687084A|1987-08-18|Clutch release apparatus for pull type clutches JP3086847B2|2000-09-11|クラッチ解除力を補助するための補助ばねを有する摩擦クラッチ KR100227047B1|1999-10-15|클러치 제어 장치 US2551739A|1951-05-08|Spring clutch and energizing means SU952096A3|1982-08-15|Компенсационное устройство дл системы т г механизма выключени сцеплени FR2494796A1|1982-05-28|Mecanisme de debrayage hydraulique pour un dispositif d'embrayage commande en traction US4915202A|1990-04-10|Concentrically mounted hydraulic clutch actuator US5205387A|1993-04-27|Hydraulic actuator for a friction clutch US3002365A|1961-10-03|Quick change marine propeller DE102006012016B4|2018-09-27|Kupplungsausrücklagervorrichtung FR2468787A1|1981-05-08|Dispositif pour la fixation d'un axe ou analogue dans un moyeu et application dudit dispositif US4660701A|1987-04-28|Assembly of a clutch release bearing, especially for a motor vehicle US5458224A|1995-10-17|Clutch release-actuating hydraulic cylinder fluid chamber construction JP3795921B2|2006-07-12|ガイドスリーブを有する、特に自動車用のダイヤフラム式クラッチのための流体制御式クラッチ解除ベアリング JPS63318322A|1988-12-27|Clutch release bearing US2757769A|1956-08-07|Clutch DE19507747C2|2000-12-14|Kupplungsabdeckungsausbildung mit einer Abnutzungs-Kompensationsvorrichtung US20100230228A1|2010-09-16|Device for frictionally coupling two coaxial components
同族专利:
公开号 | 公开日 JPH0253532U|1990-04-18| US5069323A|1991-12-03| DE3991165C2|1998-06-10|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1990-04-19| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE US | 1990-09-20| RET| De translation (de og part 6b)|Ref document number: 3991165 Country of ref document: DE Date of ref document: 19900920 | 1990-09-20| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 3991165 Country of ref document: DE |
优先权:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 JP63/133594U||1988-10-12|| JP13359488U|JPH0253532U|1988-10-12|1988-10-12||DE19893991165| DE3991165T1|1988-10-12|1989-10-11|Ausruecklager fuer eine kupplung| DE19893991165| DE3991165C2|1988-10-12|1989-10-11|Kupplungsausrücklager| 相关专利
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